中古本の販売(ケロル店長)
2018.02.09
中古本販売に関して、ちょっと難しい話を書きたいと思いました。ケロル店長です。
情熱買取ブックオンでは、埼玉県の朝霞、志木、新座、和光の4市を中心に、
東京都の一部地域を対象にした出張買取を行っております。
また、販売に関しては、アマゾン、楽天、ヤフーなどでの、
インターネット販売を行っております。
中古本市場に関する情報は、なるべく拾い集めるようにしております。
他社の動きだったり、買取金額だったりを調べております。
さて、中古本最大手のブックオフという会社があることは、多くの方がご存知だと思います。
我々の店舗、ブックオンとは名前が似ていて、紛らわしい事もございますが、
決して似せていったわけではなく、名前に思いを込めて命名した経緯がございます。
その話はまたおいて置きまして、ブックオフさんがホームページに会社のニュースとして掲載している
10月27日の記事で、
「日本最大級の中古書籍通販サイト「ブックオフオンライン」 Amazon マーケットプレイスに新規出店 」
とあり、ずっと引っかかっておりました。
もはや、Amazonマーケットプレイスが日本最大の中古書籍通販サイトになっており、
ブックオフオンラインは白旗を挙げたのだと。
これから先は、経営に関係ない私が勝手に考えたことですので、
「フーン」ぐらいに思って読んでいただければ幸いです。
私が経営者であるならば、ブックオフのブランド、知名度、店舗数、買取力、利便性などを考えると、
店舗販売であれば、日本最大の古書チェーンであると考えます。
ネット販売では、ブックオフオンラインとして自社ECサイトでの通販を行っている状況で、
横を見ると、アマゾンの販売力が強いらしい、と感じます。
今回ブックオフが行ったのは、アマゾンの販売力が強いから、そこに便乗してうちも売り上げを取ろう、
ということですよね。買取は多く来るから、少しでも売りたい。そこが本音でしょう。
ですが、私が経営者であるならば、アマゾンでの販売を行うことは、
アマゾンの品ぞろえを良くしている事と考えます。
すると、インターネット通販で中古や新品の本が欲しいお客様は、
ブックオフオンラインで買うのか、アマゾンで買うのか、どちらを選択するでしょうか。
であるのならば、アマゾンに負けないECサイトを展開することが正解だと考えます。
ブックオフの強みを生かしたECサイトでの販売を展開する。
アマゾンを利用するお客様を、一人でも多くブックオフに引っ張り込めるか。
アマゾンは、自社で新刊本の販売を行っております。
中古本は、アマゾンマーケットプレイスとして、我々の様な一般の中古販売業者が
アマゾンのシステムを利用して、販売を行っております。
購入されたお客様からの代金決済などはアマゾンが行い、
発送は通常、個別の出品業者が行う形となります。
アマゾンは、購入者様からの代金から、アマゾンの手数料を差し引き、
個別の出品業者へ入金する形となっております。
この仕組みをブックオフに生かしましょう。
ブックオフが、「ブックオフマーケットプレイス」を設立、ECサイトとシステムを作ります。
ブックオフの本部が新品の本を販売します。
ブックオフには900店舗以上のお店がありますので、
その各店舗が中古本の販売業者になります。
ブックオフの店頭で本を買取、店頭に並べます。
その際、POSシステムを利用して、同時にブックオフマーケットプレイスに出品できるようにします。
すると、店頭とECサイトと同時に本の販売を行うことができます。
在庫の連結を行っておけば、店頭で売れたらECサイトの在庫を自動で減らすことができます。
するとどうでしょうか、アマゾンマーケットプレイスよりも強固で、より種類や内容の多い、
中古本の通販サイトが出来てしまいます。
ブックオフでは家電やブランド品などの買取、販売も行っておりますので、
ブックオフマーケットプレイスの成長に伴って、家電や日用品、食料品と、
事業の拡大を図ることができます。
なんてことを妄想してしまいました。
旨味があるなーと、雲の上の天上の世界を考えつつ、
今、自分たちが出来る事を一生懸命やろうと、我にカエル、
「情熱買取ブックオン!」のケロル店長でした!
ブックオフ、アマゾンと何回書いたか。。。
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